細胞間脂質やNMFの役割-セラミドで肌プルプル♪

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お肌の構造と働き

肌の乾燥を改善するためには、肌についての正しい知識を身に付けることが大切です。
肌の構造と、それらがどんな働きをしているか知ることで、適切なスキンケアを行うことができます。
皮膚は、体全体を包んでいる臓器で、いくつかの層に分かれています。
一番表面から順に表皮、真皮、皮下組織となります。
皮膚を形成するのはこれだけではなく、他に血管やリンパ管、神経、皮脂腺、汗腺などもあり、これらが相互に関わりながら機能を果たしています。

スキンケアを考える際、気にすべきは表皮にあります。
表皮は厚さ平均0.2ミリの非常に薄い膜であり、肌の一番外側で外部からの刺激を防ぎ、体内の水分蒸発を防ぐバリアの役割を果たしています。
表皮は非常に薄い膜でありながら、更にいくつかの層に分けることができ、外側から角層、顆粒層、有棘層、基底層となります。
乾燥肌を改善するために大切なことは、一番外側にある角質層が水分をしっかり保てるような状態にすることです。



角質層での細胞間脂質とNMFの働き

この角質層が水分を保つために重要な役割を果たしているのが、細胞間脂質とNMFです。
角質層は厚さ0.02ミリほどの非常に薄い層ですが、そこには角層細胞が幾重にも折り重なっています。
細胞間脂質とNMFは、その細胞と細胞の間に存在しています。
角層をレンガ塀に例えた場合、角質細胞をレンガとすると、これら2つはレンガとレンガの間を埋めるセメントであると考えることができます。



セラミドは細胞間脂質に存在している

セラミド美容液

細胞間脂質は、セラミドで代表される脂質です。
脂質、つまり油ですが、新陳代謝で生じる皮脂とはまた別のものになります。
セラミドなどから成る脂質の層と水分子の層が交互に規則正しく折り重なるラメラ構造と言う構造をしていて、角質細胞の働きを支えています。
また、それ自体が保湿成分としての役割を持っているのも特徴です。
水になじむ部分と油になじむ部分の両方を持っている細胞なので、水がなじむ部分で水分を繋ぎ止め、逃がさないようにしているのです。



NMFは天然の保湿成分

NMFは、Natural Moisturizing Factorの略で、天然保湿成分とも呼ばれます。
新陳代謝の過程でタンパク質が分解されることで生じるアミノ酸が主な成分です。
他に乳酸塩や糖類、ピロリドンカルボン酸などで構成されています。
水分を吸収して抱え込む性質があり、、角質層を柔軟に保つ役割を持っています。



乾燥肌になる原因は細胞間脂質とNMFの減少でおこる

乾燥肌である、イコール角質層の水分が不足している主な原因は、細胞間脂質とNMFの減少や不足、それに伴う角質層の層構造の崩れにあります。
これらはいずれも新陳代謝によって生み出されるものなので、新陳代謝のバランスが崩れると不足し、結果として乾燥を招いてしまうのです。
他にも、加齢によって新陳代謝機能が弱まるのも、乾燥が起こる原因です。
過剰に洗顔を行ったり、タオルなどで強く顔をこすったりしても、層構造が傷つけられてこれらが流れ出す原因になります。



セラミドとアミノ酸配合の毛用品で乾燥肌を防ぐ

乾燥肌を防ぐには、健全な新陳代謝が行われるように生活習慣を見直すほかに、化粧水などで減少、不足した細胞間脂質やNMFを補う、あるいは代用となる成分を取り入れるという方法があります。

細胞間脂質はセラミドが主たる成分なので、それが配合された化粧品を選ぶのがよいでしょう。
その際気を付けたいのはその種類です。化粧品に配合されているセラミドは、天然、ヒト型、植物性、合成の4種類に分類することができます。
この中で保湿力に優れているのは天然とヒト型であるとされています。合成についてはそれより効果が薄いと言われているので気を付けましょう。
NMFは主成分がアミノ酸なので、保湿成分としてアミノ酸を配合した化粧品を選ぶのが良いでしょう。

もちろん、化粧品でケアをしていればいいと言うものではなく、乾燥改善は角質層の層構造がきちんとしていればこそです。肌に刺激を与えるお手入れは避け、新陳代謝もしっかり意識するようにしましょう。